2023年3月28日

【TPG-22Bに聞いた!】選択科目は何を取ればいい?【新歓ブログリレー Vol. 9 】

こんにちは。TPG広報班1年の大石です。

この時期、新入生の皆さんは春からの大学生活にドキドキするとともに、新たな生活に不安をフアンと感じているのではないかと想像しておりますwww。
春に入学する皆さんを最初に待ち受けているのは何といっても『履修登録』。昨年の4月は、「どうせ1年生なんて選択肢あんまないでしょ。」とかいう謎の勘違いをし、情報収集等をしなかったおかげで、後になって取りたい科目とかが出てきて後悔しました(涙)。

そこで、今回は、『TPG-22Bに聞いた!選択科目履修マニュアル』をお届けします!

目次

そもそもなににまようのか 【おすすめ】ぜひ履修したい選択科目 2022年度1年生から新入生へアドバイス 最後に

そもそもなにに迷うのか

ご存じの方も多いとは思いますが、大学の科目には、「必修科目」と「選択科目」があります。また、東工大では1年生で履修できる科目は、科目コードが100番台である科目に限られているため、1年生が履修できるこれらの科目を「100番台の科目」と呼びます。
どんな科目が100番台であるのかは、大学のウェブサイトを確認してくださいね。
「必修科目」はその名の通り、必修です(?)。必ず履修申告し、単位をとれるように頑張りましょう。ここに選択の余地はありません。
取るか、取らないかを選べるのは「必修科目」ではない「選択科目」と呼ばれる科目です。「選択科目」は基本的には、自分の興味に合わせて履修するかどうかを判断するものですが、「これ取った方がいいのかな?」や「みんな取るなら私も取りたい」とか思ってしまうものですよね。
そこで、今回は2022年度入学した12人の学生にアンケートを取り、ぜひ履修したい選択科目をピックアップしました。

【おすすめ】ぜひ履修したい選択科目

編集者が総合的に判断して、履修しておきたいと感じた選択科目を紹介します。
 1. ウェルネス実習科目
 2. 物理学実験
 3. 物理学演習
 4. 学院専門科目や創造プロセス

それぞれに関して紹介していきます。

ウェルネス実習科目

ウェルネス実習科目って何?と思われる方も少なくないかと思いますが、端的に言うと、高校でいうところの体育です。「バドミントン」「サッカー」「バスケットボール」「トレーニング」「ソフトテニス」「硬式テニス」「卓球」などから種目を選び、クォーターにわたって受講することができます。(一部抽選)
ウェルネス実習科目のポイントは「成績が高くつくこと」です。大学のサイトにも、「成績評価は、運動の得意・不得意だけでは評価せず、総合的に評価します。欠席することなく積極的に授業に参加すると運動の苦手な人でも比較的良い評価を得ることができます。」と書いてあり、高い成績を取りたい方にはおすすめの科目です。ただし、試験やレポートなどがない分、欠席などは大きな減点になってしまう場合があるそうなので、そこは注意ポイントでしょう。また、例年3,4Qは受講希望者が増え、抽選となる種目・時間が増えるので、比較的空きが多い1,2Qに受講するのがおすすめです。(もちろん1,2,3,4Q全部受講することもできます。)
また、座学ではないので友達ができやすかったり、定期的に運動する機会を得られるため健康的であったりと、取っておいて損のない科目だと思います。実際に、2022年度に履修した学生に5段階の満足度を求めたところ、星4.83の評価が得られました。
※ウェルネス実習科目は、学年に関わらず、学生が取りたい種目を取ることができるようにするために、履修申告の方法がやや複雑です。また、ひとつのクォーターの単位数が0.5なので、同一年度中に2回履修する必要があります。大学のサイトを参考にしてみましょう。

物理学実験

物理学実験は100番台の選択科目の中でも人気の高い実験科目です。
2022年度履修した12人の学生の内、11人が履修した理由について、「単位が取りやすく、成績がよくつくと聞いたから」と答えている通り、100点やその周辺の高得点を取ることも難しくない科目です。扱う実験テーマも高校の時に理論的に扱った内容が多く、理解しやすいものが多いと言えるでしょう。

ここ数年は新型コロナウイルス対策のために、実施形態が変更されており、2023年度どのように行われるのかは不透明なため、詳細については省略しますが、事前に履修希望かどうかのアンケートが行われる可能性があるので、アンテナをピンッと張って待つのがいいでしょう。

物理学演習

物理学演習は、『多くの1年生が受講しているため』、ランクインしました。100番台の必修科目である、「力学基礎」の講義と対応し、講義で扱った内容の演習を行う科目です。実施形式や内容、レポートの有無等は担当される先生によって大きく異なりますが、多くの1年生が受講している科目ですので、迷ったら履修しておくといいでしょう。実際に、アンケートを取った12人中、全員が物理学演習を履修していました。

ちなみに、物理学演習と物理学実験は同じ曜日の同じ次元に開講され、一瞬、??となりますが、どちらも隔週開講なので、同じクォーターに両方を履修することがあります。詳しくはガイダンスがあるので、それを聞いてください。

学院専門科目や創造プロセス

所属学院ごとに学院専門科目(工学院の場合: 工学リテラシー)や創造プロセス(科学技術の創造プロセス)などの科目は、必修でない場合が多いですが、履修が強く推奨されている科目です。

学院ごとに内容は大きく異なるのですが、工学院の工学リテラシーでは、1年を通して受講することで、2年次以降に所属するすべての系の導入的授業を受けられるカリキュラムとなっていました。2022年度1年生だった学生に聞いたアンケートの中でも、受講しておくべき科目として、学院専門科目を上げてくれた学生が結構いました。特段の理由がない限りは履修しておくといいでしょう。

2022年度1年生から新入生へアドバイス

新入生の皆さんへ。新2年生となる学生さんからいくつかのアドバイスがあるようです。それぞれについて解説していきます。

選択科目はあまり取りすぎない方がいいと思います。

「前期(1、2Q)は必修科目が非常に多い上に大学にもまだ慣れていないので、選択科目はあまり取りすぎない方がいいと思います。特に、行きたい系が決まっている人は必修科目にしっかり力を入れるべきです。選択科目は後期からでも充分間に合います。」という意見がありました。
ちなみに、1年間に履修できる単位数にも上限があり、成績にもよりますが、48~52単位の間です。意外にこれが少なく、後期になって取りたい科目が取れない…なんてことになる方も少なくありません。「前期のうちにとれるだけ取っておこう。」みたいな考え方ではなく、よく吟味して選ぶといいでしょうね。

ウェルネス科目は前期に取るべきだ

「1,2Qでウェルネスを取らないと後期は人が多く抽選に落ちる可能性が高いので抽選落ちリスク回避のために取っておくべきだった。」との意見ですね。
上で説明した通り、ウェルネス実習科目は【絶対に取っておくべきおすすめ科目】です。この記事を読んだ皆さんはぜひ、前期から履修してみましょう!

よい成績を目指しておいた方がいい

「後からやりたいことが変わった時の為に、系所属点稼がなくていい人も良い点数目指しておいた方が良い」との投稿もありました。
系所属点とは???みたいな方もいると思いますが、来年2年生になるときに皆さんは『系』に所属します。その『系』は定員があるため、必ずしも希望の系に所属できるとは限らず、その振り分けは『系所属点』という成績から算出された点数の高い順に行われます。2年生以降所属する系の選択肢を広げるためには、成績にも留意する必要がありそうです…

宇宙地球科学は面白いけど大変な割に点数こないイメージ

この記事では触れませんでしたが、「宇宙地球科学」も選択科目として履修する人としない人が分かれる科目です。「宇宙地球科学は面白いけど大変な割に点数こないイメージ」とのコメントもあったため、シラバスなどを確認し、興味があれば履修・興味があまりなければ別の科目を履修するのがいいのではないでしょうか。

最後に

いかがだったでしょうか。
実際に履修登録をしたり、履修する科目を決めるのは、4月の新入生オリエンテーションが終わった後だと思いますが、この記事を読んで少し先取りができたのではないでしょうか。
履修登録やそのほか新生活を始めるにあたってわからないことがあれば、Taki Plaza Gardenerが可能な範囲でお手伝いします。連絡してくださいね。

また、TPGでは、「Taki Plazaでのくつろぎの時、何となく暇なスキマ時間に読んでもらえる読みものがあればいいな」というコンセプトのもと、フリーペーパーの『Hoya』を発行しています。こちらの編集部員も募集していますので、興味がある人はぜひご連絡ください!!